日々メモ

アダム・スミスの『国富論』は、近代経済学の端緒といわれている(“本書は通常、近代経済学の端緒であると考えられている。”−Wikipedia

また小さな政府を目指すいわゆる「新自由主義」の元祖とみなされることが、世間では多い。スミス自身は一言も言っていない「神の見えざる手」という言葉とともに。(彼が言ったのは単にinvisible handでしかない。個々人が合理的に行動していく中で、結果として局所最適解に収束していく、といった意味だろう)


しかし、彼の理論のベースは、労働価値説そのものですよね。
つまり、(ジョン・ロック→)アダム・スミスデヴィッド・リカードカール・マルクスの系譜。なんでこれが、近代経済学の端緒だとか父だとか言えるんでしょうか?


どなたか、教えていただけたら幸いです。