日々メモ:ブックスキャン代行サービスの「複製」の回避案

小飼氏(id:dankogai)による、"ブックスキャン代行サービスは合法だよね?"(http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51434363.html)というエントリに対して、nkkmr6567氏による:

著作権法第2条1項15号に「複製」の定義がありますが、一言で言ってしまうと、有形的に再製することをいい、複製される物が残ろうが消えてしまおうが関係ありません。デジタルデータとしてCD-R等に固定するので件のサービスはやはり有形的に再製しており、複製に該当します。

というコメントが付いている。

つまり、ユーザに渡す際のCD-R等が「有形」でなければ著作権法上複製に当たらず、問題ないわけだ。


じゃ、ブックスキャン業者は「スキャンしたデータを、ユーザのオンラインストレージのアカウントに、データで送る」というのはどうだろう?などと思いました。

日々メモ:法務省のオンライン申請システム

法務省

オンライン申請システム(http://shinsei.moj.go.jp/)を使う機会があったのだが、これ素人が使えるのかな・・・。
このシステムは、二つのサブシステムから構成されていて:1)クライアントとしてのJavaアプリケーションの「申請書作成支援ソフト」、2)Webから使用するAppletの「オンライン申請システム」(http://shinsei.moj.go.jp/doing/index.html)からなる。


・・・のだけれども、クライアントのインスコに、JREダウンロードして、BATファイル実行が必要など、手作り感にあふれている(Javaを使用すること自体はいいんですけど)。ドキュメントも構成がだらだらと長く、追跡しづらく読みにくい。また、Webアプリとクライアントの切り分けもなんだか微妙。使い勝手についても、「アナログの手続きを、そのままシステム化しちゃった感じ」で、えらい使いづらい。これじゃソフトウェアにした意味ないだろ・・・。


他には、

  • 操作中にシステムのエラーが発生したとき、どのように解決すべきか示唆されない
  • メッセージに書いてある操作が、クライアントのメニューに存在しない

など。


ひょっとして、法務省の中の人が作られたんだろうか?このシステムを開発した会社が、どこか知っている方がいたら、教えてください。

それはさておき

Firefoxで2)にアクセスすると、ログイン以降にエラーが出てしまう。クラス・パス関係かな・・・時間があったら見てみよう。

load: クラス ApplyApplet_MOJ.class が見つかりません。
java.lang.ClassNotFoundException: ApplyApplet_MOJ.class
at sun.plugin2.applet.Applet2ClassLoader.findClass(Unknown Source)
at java.lang.ClassLoader.loadClass(Unknown Source)
at java.lang.ClassLoader.loadClass(Unknown Source)
at sun.plugin2.applet.Plugin2ClassLoader.loadCode(Unknown Source)
at sun.plugin2.applet.Plugin2Manager.createApplet(Unknown Source)
at sun.plugin2.applet.Plugin2Manager$AppletExecutionRunnable.run(Unknown Source)
at java.lang.Thread.run(Unknown Source)
Caused by: java.io.IOException: open HTTP connection failed:https://shinsei1.moj.go.jp/rcvpkg/shinsei/ApplyApplet_MOJ/class.class
at sun.plugin2.applet.Applet2ClassLoader.getBytes(Unknown Source)
at sun.plugin2.applet.Applet2ClassLoader.access$000(Unknown Source)
at sun.plugin2.applet.Applet2ClassLoader$1.run(Unknown Source)
at java.security.AccessController.doPrivileged(Native Method)
... 7 more
例外: java.lang.ClassNotFoundException: ApplyApplet_MOJ.class

IE(確認したのは、IE8です)では、とくに上記エラーは発生せず使えるようだ。まぁ、仕様なのかもしれないけれども。

日々メモ:PC史

注文してたジョン・マルコフ著、服部 桂(はっとり・かつら)訳『パソコン創生第3の神話』、NTT出版 が届いて、パラパラ捲ってたんだけどいいね、これ。

同じようなテーマのだと他に、ロバート・クリンジー著;薮 暁彦()訳『コンピュータ帝国の興亡』、アスキーと、富田 倫生(とみた・みちお)著『パソコン創世記』、青空文庫もいい。


他に何か面白い書籍あったら、教えてください。

日々メモ

アダム・スミスの『国富論』は、近代経済学の端緒といわれている(“本書は通常、近代経済学の端緒であると考えられている。”−Wikipedia

また小さな政府を目指すいわゆる「新自由主義」の元祖とみなされることが、世間では多い。スミス自身は一言も言っていない「神の見えざる手」という言葉とともに。(彼が言ったのは単にinvisible handでしかない。個々人が合理的に行動していく中で、結果として局所最適解に収束していく、といった意味だろう)


しかし、彼の理論のベースは、労働価値説そのものですよね。
つまり、(ジョン・ロック→)アダム・スミスデヴィッド・リカードカール・マルクスの系譜。なんでこれが、近代経済学の端緒だとか父だとか言えるんでしょうか?


どなたか、教えていただけたら幸いです。

日々メモ

  • 『生命保険のカラクリ』が,期間限定で電子版公開してるらしい.これはお得!
  • 仕事するのにオフィスはいらない』,昨日購入してみた.予想外におもしろい.オンライン(クラウド)系の情報ツールの紹介の部分もいいけど,個人的に役に立ちそうなのは仕事の仕方の紹介かなー(著者の言うところの「ノマド」的な仕事術).もっと,早く読むべき本だったな

日々メモ

  • やっとこさ、デスクトップを箱から出した
  • 認証士がいる郵便局で無いと、内容証明を出すことは出来ない
  • 『理系のための法律入門』、判例あり・索引あり。Good!技術者一般の基礎知識として役に立つ内容は、第1,2,7,10の各章かな。他は、特許、著作権PL法などの内容。