俺もすこし試してみた:Google翻訳の下ネタがひどい件

元ネタ:Google翻訳の下ネタがひどい件(http://d.hatena.ne.jp/Mamipeko/20110207/p1)

Jim Johnsonが気になったので、peeping tomからはじめよう。
peeping tom→覗魔


今度は日本語→英語で。
覗魔→Peeping tom
覗き魔→The Magic looked
のぞき魔→voyeur
う〜ん、、、どういう処理をしてるんだろう?


voyeurはOxford Advance Learner's Dictionaryによると、

1 a person who gets pleasure from secretly watching other people have sex
2 a person who enjoys watching the problems and private lives of others

http://www.oxfordadvancedlearnersdictionary.com/dictionary/Voyeur
だそうです。

「年金は本当にもらえるのか」

小飼さんのエントリ(http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51608147.html)で、言及されている本だけど。

タイトル、おかしいよね。本当は。
だって、「もらえる」だよ。一方的に恩恵を被っているかのようじゃない?違うでしょ。
「年金は本当に払われるのか」のが正しいんじゃないのかな?

ああ、そうだ。

岩波文庫で、拙稿「法、社会制度、意思 〜「泥のように働く」社会の変革の可能性・方向性〜」http://d.hatena.ne.jp/DrFaust/20090709 でも触れた、ジョン・ロックの『市民政府論』が、装い新たに『統治二論』として、全訳・新訳として出たみたいです。


サンデル本読んだ人、自由について考えたい人、そうでない人も(笑)
要チェック!

ほんとは、「そうでない人」が一番読むべきなんだけど。

【思考実験を支那古典風に】国家の独立・国権国益の増進はどのような国民によって成されるか

夫子曰く「奴隷とその主人と、どちらが自由で自立しているかね?」
弟子曰く「主人です。」
夫子曰く「なぜかね?」
弟子曰く「主人が命を下し、奴隷がそれに従うからです。」
夫子曰く「うむ。主人が意思決定をし、主人が主体性を持って行動(命を下す)
     するのだから、そう言えるね。」

夫子曰く「ここで、奴隷からなる国家を考えてみよう。どのような国になるかね?」
弟子曰く「奴隷のように振る舞う国になります、夫子。」
夫子曰く「では、主人からなる国家はどのようになるか?」
弟子曰く「自立した国になります。」
夫子曰く「奴隷国と主人国とが、相争ったとき、どうなるだろうか?」
弟子曰く「夫子よ、奴隷国が負けます…主人に従うのが奴隷ですから。」


夫子曰く「では、主人と奴隷、どちらが権利を主張するだろうか?」
弟子曰く「主人です。」
    「奴隷はその性質から、もっぱら義務に服し、またそれに勤しむことを
     喜びとしますので。」
夫子曰く「では、義務に服してばかりの国民と、権利を主張する国民、どちらが
     国権国益を大事にするかね?」
弟子曰く「明らかに、権利を主張する国民です、夫子。」


夫子曰く「奴隷国の指導者には、どのような資質が必要とされるだろうか?」
弟子曰く「専制独裁です。かの国の国民は、主体性がなく自分たちで決められな
     いので強いリーダーシップが必要とされます。」
夫子曰く「では逆に、主人国の指導者には?」
弟子曰く「夫子よ、主人国の指導者は、国民の協調を促し自主性を妨げさえしな
     ければ、国民の資質は最大限に発揮されることでしょう。」



つまり、独裁政治を防ぐには、国民が奴隷でなく主人である必要がある。
それによって、国権は保たれ国益は最大限に増進する。


ただでさえ責任感の強い人々を、義務によって駆動するのは
論理的に間違っているだけでなく、
個人を追い詰めて死に至らしめ、
全体としてみても利益を逸失する。


ただでさえ義務感が強く権利が過小な国民に、過大な義務の履行を迫り、
個人が「がんばる」ことを強要するのは、
国家の甘えであり、
組織の欺瞞であり、
その実として、盗人を利するのみ。


義務を押し付けることではなく、トータルで見た最適な権利のバランス設計(現状においては、個人における権利の増大)によって、社会は発展し国家は繁栄するのだ。


契約があっても履行されず、またその契約も公正でなくその不公正な債権者も淘汰されないような社会システムは、ハックしてリファクタリングすればよい。


北一輝の述べたような、徹底した近代化と権利教育こそが、必要なことだ。

『拝金』を読んでホリエモンに聞いてみたこと

堀江貴文氏(http://twitter.com/takapon_jp)に以前『拝金』の読後感をツイートしたときのこと。思わず返信をいただくことができ、さらに税制のおかしな仕組みについて、若干内容を補足していただけた。ポストは堀江氏のフォロワーを巻き込みつつ、税制から検察利権、プロ野球の制度・運営の問題点にまで発展した。



以下のツイートまとめでは、基本的

  • リプライを伴わない独白、又はそれに近いポストはアイコンを左に配置
  • ポスト中のURL(短縮されたものも含む)は、リンク付きのURLとして表示

している。

http://twitter.com/takapon_jp/status/27105443336:twitter:detail:right

上のホリエモンのポスト中、URLとなっているところをクリックすると、国税庁のHPにとぶ。そこには:

“映画、新聞、地方鉄道等の事業を営む法人(以下「親会社」という。)が、自己の子会社である職業野球団(以下「球団」という。)に対して支出した広告宣伝費等の取扱を、左記のとおり定めた”

とある。これは:

  • 省庁の「通達」によって、事実に於いて、立法措置がとられている *1
  • またこの立法措置は、特定の業界の法人においてのみ適用される*2

という二重の意味において、まったく法理からはずれたものと思われるが、読者においては如何考えられるだろうか…。


以下は、続きです。

http://twitter.com/takapon_jp/status/27105747631:twitter:detail:left
http://twitter.com/takapon_jp/status/27105972840:twitter:detail:left
http://twitter.com/takapon_jp/status/27106025316:twitter:detail:right
http://twitter.com/takapon_jp/status/27106228795:twitter:detail:right
http://twitter.com/takapon_jp/status/27106286152:twitter:detail:right
http://twitter.com/takapon_jp/status/27106747088:twitter:detail:right
http://twitter.com/takapon_jp/status/27106824678:twitter:detail:left
http://twitter.com/takapon_jp/status/27107260367:twitter:detail:right
http://twitter.com/takapon_jp/status/27107830874:twitter:detail:right

以上は税制が中心の話題でした。ここから下は、プロ野球制度・運営の話題。

http://twitter.com/takapon_jp/status/27108664035:twitter:detail:right
http://twitter.com/takapon_jp/status/27108844778:twitter:detail:right
http://twitter.com/takapon_jp/status/27108983710:twitter:detail:left
http://twitter.com/takapon_jp/status/27109113112:twitter:detail:left
http://twitter.com/takapon_jp/status/27110428348:twitter:detail:left

*1:憲法第84条によれば、「あらたに租税を課し、又は現行の租税を変更するには、法律又は法律の定める条件によることを必要とする。」はずである。http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S21/S21KE000.html#1000000000000000000000000000000000000000000000008400000000001000000000000000000

*2:税の3原則は公平・中立・簡素であるはずである http://www.mof.go.jp/jouhou/syuzei/zeisei/01.htm

@イーノック 「そんな論理で、大丈夫か?」

電子出版の契約書の話題。法律以前の高校レベルの命題論理の話だけど:

  1. 仮に、出版社Kが 全て の権利を持っていたと仮定すると、左記仮定により、「K以外」の人(たとえば、著者)には権利はない(当然、販売経路を選択する権利もない)
  2. 反対に、仮に、著者が販売経路を選択する権利が有すると仮定したら、Kは 全て の権利を持っていない(左記仮定により「販売経路を著者の意思により選択する権利」に関しては、Kは持っていないのだから)


ルシフェル「算数レベルの論理が通じていないように見える意見もあるが、大丈夫か?」


Reference

ITとその産業史のための書籍リスト

とりあえず、大枠で産業史、工業史、技術史、技術思想史あたりを分類として念頭においておくか…今はただリストアップしていきます。随時更新。
このエントリを目にした方で、題記のテーマに参考になりそうな本あったら、ぜひコメントで教えてください。
[Oct. 17, 2010]

  • 江渡 浩一郎, 『パターン、Wiki、XP:時を超えた創造の原則』, 技術評論社, 2010


■海外事情中心または全般的

  • ロバート・クリンジー著, 薮 暁彦(?)訳;『コンピュータ帝国の興亡』, アスキー出版,
  • ジョン・マルコフ著、服部 桂(はっとり・かつら)訳;『パソコン創生第3の神話』, NTT出版,


■国内事情中心
◆書籍


◆電子ドキュメント

History

  • 『コの業界の掟』を追加。[Jan. 2012]